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ヘッツェリアーナの食卓 第1話 - ヘッツェル・ママの味 !? ルーマニア料理 - |
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以前オーストリアへ旅した際、ヘッツェルが旧ユーゴの生まれ(しかも当時どの地方かわからなかった)、という情報を頼りにユーゴスラヴィア料理を食べに行った。しかし帰国してだいぶ経ってから判ったことだが、彼はもっと内陸の生まれであり、どうやらそのレストランで食したような新鮮な海の魚を毎日食べていたわけではなさそうである。さてそんな折、東京へ出かけることになったので、どこか良さそうな店はないかと探していたら、なんとルーマニア料理の専門店を発見!ヘッツェルの母上はルーマニア人ということなので、これは彼が子供時代に食べていた味に出会えるかも!? 新幹線を降りた私は、昼食を食べにさっそく銀座にあるその店 "DARIE(ダリエ)" へと向かった。
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![]() 地下へ降りるとそこはルーマニア!? |
![]() ロココ調でまとめられた可愛らしい店内 |
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あざやかな民族衣装に身を包んだ長身の給仕に案内され席に着く。とりわけ女性の衣装が美しい。こじんまりとした店内だが、窓のついた壁でほどよく仕切られているので、どこも端の席ということになりとても落ち着ける。民族音楽に耳を傾けながら雰囲気たっぷりの店内を眺めていると、なんだかもうここは日本でない、というような気分になってくる。店が地下にあり外の景色が見えないのがかえって良いのかもしれない。お得なランチのセットがあったのだが、もう少ししっかり食べたかったので 2,600円のコースを注文した。
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前菜のペースト2種は、薄切りトマトやみじん切りの玉ねぎと共にパンにのせ、上からレモンを絞って食べる。さっぱりして美味である。手前中央の淡いピンク色のものが白キャビアのペースト。こくがあって白パンにぴったり。奥は茄子のペースト。こちらは少し酸味のきいた黒パンと合わせて。
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ルーマニアの定番スープ、チョルバ。ヘッツェルも飲んでいただろうか。入れる具はいろいろあるが、こちらはいんげん豆などいろんな野菜が入っていていかにも栄養たっぷり。上にサワークリームを添えて供してくれたのだが、あまりに美味しそうで写真を撮るのを忘れてかきまぜてしまった。
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意外とあっさりしたメインディッシュ。左はミティティ。スパイシーでプリッとした歯ごたえが印象的な挽き肉料理である。右はサルマーレ。いわゆるロールキャベツだ。奥中央、ふわっとした食感のつけ合わせママリーガは、とうもろこし粉からつくられる。もっと食べたい向きには前菜とメインにもう一品ずつ付く3,300円のコースもある。
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迫力のデザート、パパナッシュ。外側はかりっ、中はしっとり、のあつあつ揚げたてドーナツと、上からたっぷりかけられた冷たいサワークリーム&ベリー系ソースとの対比がみごと。はじめあまりの大きさに驚いたが、夢中でぺろりと平らげてしまった。コーヒーも美味しかった。この店では他に、珍しいトルココーヒーも飲むことができる。
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あたたかい雰囲気の店で、くつろいで食事を楽しむことができた。今回スケジュールが詰まっており、ゆっくりとルーマニアのワインを楽しむ余裕がなかったのが惜しまれるけれど、次回訪れる楽しみにとっておくことにしよう。夜のアラカルトも気になるところだ。皆様も親しい方とぜひ一度足をお運びください。 ( 24.11.2002 Walter Bibilly ) ♪ルーマニアン・レストラン ダリエ |
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